恐いものは誰にでもあります。
人間の場合には、近づかなかったり、避けて通ればいいと思いますが、犬の場合には犬は決められません。
決めたいのですが、人間がリードをひいている限り、それに従い、それでも嫌な場合には、逆にリードをひっぱったり、吠えたり、威嚇したり、咬みつき に飛んでいったりするのです。
それでも、恐いものを克服することはできます。
愛犬を観察すると、マンホールの上を歩けない犬もいたりします。我が家の先住犬はそうです。
・マンホールのふたの上は、うまいことよけて通ります。
それでも、マンホールの上を歩けるか?というと、おやつでつりながら歩けるようになります。ブラッシングが嫌いな犬も、
1)ブラシを見せておやつを食べさせる
2)ブラシを体にあててておやつを食べさせる
3)ブラシを少し動かしておやつと食べさせる
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最終的には、ブラッシングできるようになる というところまで、徐々に徐々に馴化していくことができるようになります。
これは、ブラッシングだけでなく、すべての犬が嫌なものに対する練習の基本です。
但し、これを 1)の後に、ブラッシングしたら、犬は一層そのブラシを恐がるようになります。要は、忍耐つよく、善人者になって、徐々に徐々に進めて最終的にブラッシングができるようになるまで持っていくことが大切です。
忍耐力と精神力が必要です。