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福島第一原発 炉心の運転・設計士のぶっちゃけ

2/9:朝日新聞の14版 「プロメテウスの罠 原発村に住む」 の一説に背筋がぞっとした。10年前の話しというから恐ろしい。。。
原発の運用は、手動で操作されて安全性の枠内を保っていたという事実?
何度呼んでも、受け入れられない。  電気料金は上がっても、この地震の多い日本の今後は、原発無し でお願いしたいと 切に願う

以下新聞の文章の抜粋

木村敏雄(47)は、10年前まで福島第一原発で炉心の運転・設計業務に携わっていた。 原発は点火用のバーナーで火をつけるわけではない。点火薬を担うのは、制御棒。 それを引き抜くことで燃料のウランを燃えさせる。核分裂が激しくなりすぎると危険なので、そうならないように繊細に制御棒を引き抜く必要がある。
「原発を立ち上げるとき、僕たちが手順書を作っていました。百数十本の制御棒のうち、どの制御棒をどのくらい引き抜き、次はどの制御棒を抜くか。手順書は約40ページあり、手順書どおりにできるかどうか運転員の後ろについて見ているんです。」
原発の立ち上げ作業があるたびに手順書は作り直す。膨大なマニュアルを厳密に守ってこそ、原発という巨大システムが計算どおりに動いた。
昨年4月29日、高知市。デモに参加しながら、木村は集会で話す中身を迷っていた。デモの列を外れてカフェに寄り、ビールを飲んだ。観光地にもなっているひろめの市場で昼食を取ったときも、カレーをたべながらビールを飲んだ。
やがて腹は固まった。「これはもう、ぶっちゃけた方がいいな」
午前のデモに続き、午後は県庁横の緑地で小集会。木村はマイクを持ち、淡々と自分の経験を話した。原発の問題点、東京電力の体質、事故のこと。木村を囲む参加者たちは、その内容に引き込まれた。学者ではなく、東大出のエリートでもなく、木村は実際に原発の運転と付き合ってきた。原発を動かす者しかわからない世界を知っていた。
たとえば出力をごまかす裏技。
「福島第一の一号機だったら認可された熱出力は1380メガワットで、絶対それを超えちゃいけないんです。だから記録上の数値だけは超えないように、僕が大型コンピュータにアクセスして係数をかける」
夏場は海水温が高いので熱出力の割りに電気出力が出ない。だからぎりぎりまで熱出力を上げ、認可分を超えそうになると細工を行った、と振り返る。細工はメーカーの保守用端末から行い、
「どう数字を変えたかという資料は、自分の机の引き出しの一番後ろにしまっていました」細工することで、打ち出される数字が認可出力以下になる。それを原子力安全・保安院に報告する。
デモを主催した宮崎朝子は、木村の話す内容に驚いた。「びっくりしました。こんな話をしていいの、みたいな・・・・・。」(依光隆明)

東京の埋立地 今昔

朝日新聞に 「津波ハザードマップ、品川区が地域住民と一緒に」という見出しが掲載されていた。企業のオフィスビルが林立し、都心回帰で大型マンションの建設も続くから、「東京湾に津波はこない」と言われ続けてきたが、想定外の場合も十分にありうるからだということ。

ふと、東京の昔の地形図をみれば、どのくらい埋立地なのかわかるかも? と
Webで確認できた。

http://www.geog.or.jp/journal/back/pdf113-6/p785-801.pdf

驚いたのは、日々谷は、日比谷入江だったということでびっくりした。
日比谷公園のあたりも埋立地みたいだ。

そういえば、地名に 「川、崎、島、谷、木」等々、昔はどこも村だったのだろう
から、川と地名がつけば、昔は近くに川が流れていたのかもしれない・・・

渋谷のセンター街(今はこうは呼ばないようですが・・・)宇田川町 は 今でも
センター街の道路のしたを川が流れているとか・・・(今では下水道の役割を
しているらしい・・・)

地震が多発しているので、考えさせられる・・・

犬の2歳は、24歳

嵐が 2歳になりました!

風も怪我もなく、健康に2歳になりました。
何よりも元気なことがうれしいです。

犬年齢だと、24歳で青年になった ということです。
これからも、散歩を欠かさず筋肉を鍛える程度の時間を
楽しみたいです。