空(スカイ)が我が家に来てから、2週間が過ぎました。
夜眠るときは、ケージに入れて眠ってもらっていますが、そのケージに近づこうとすると(別に近づきたくて近づいているわけではなく、そんなに広い家ではないので)通りがかるときに 威嚇します。
最初は、かなり、随分遠い場所でも、物音でうーっとうなって 毎回お約束のように形相が変わり、最初はかわいい顔が鬼みたいに変貌するので、びっくりしたものです。そういうときは、慌てて物音をたてたりせずに、静かに後ろ向きでケージのすぐ側に座ります。最初は、すわっても、恐怖におののいていたので、全く効き目がなかったのですが、ケージの側で部屋の電気を明るくして、添い寝してみました。
最初は、私の寝返りにも うーっといっていましたが、その日を境に随分大丈夫になり、形相もそこまで変貌しないようになり、少しは余裕が感じられました。それは、スカイの余裕というよりは、私自身の心の余裕なのかもしれません。
そこで、今日は鼻に焦点をおいてみました。
案の定、嫌なもの=最も好きなもの(おいしいおいしいおやつ)で鼻を感じさせることにより、この恐怖を克服してくれています。
新しい環境では、人も落ち着かないし、犬ももちろんもっと落ち着かないです。
まずは、犬が駆け込める場所が必要です。そこで、大活躍なのが、扉を開けっ放しにしておいておくクレートです。
「何か、恐い、不安なことがあれば、クレートに入ってしまえば、安心」と思える場所があれば、なれない環境においても安心できるので、恐怖心も薄れ、自分自身を取り戻してくれるようになります。
改善したい場合に 理由で悩む時間があれば
いずれにしても、くよくよ原因を追究してもなかなかわからないので、
改善できるように対応していくほうの時間を費やしたほうがいいということです。
そうすることにより、何倍も何十倍も 飼い主さんの気持ちを楽にしてくれます。
そして、その成果があれば、犬が変わるし、全くの成果がみられなければ、また別の方法を試してみればいいということです。