「犬が成功してほめられる状況を人間が意図的に作り出す回数を増やすこと」が、犬に何かを学ばせるために最も重要なことです。


「犬が成功してほめられる状況を人間が意図的に作り出す回数を増やすこと」が、犬に何かを学ばせるために最も重要なことです。もし、今あなたが、犬をなかなかほめられない、犬を怒ってばかりいるとしたら、それは、犬に成功できるような状況を作れていないことが問題なのです!

犬の成功体験を増やすための7か条
1)世界で最も飼い主に忠実な犬は、空腹の犬であること。練習(訓練)は食事の前に
2)犬があなたの指示に従って行動できたら、ご褒美をあげて、人目を気にせず大げさによろこんであげてくださいね。
3)最低30秒はほめる 例えば「おいで」の指示に犬が反応して目があったとしたら、その瞬間からほめ始めてくださいね。そして、自分の手の届くところにきたら一層ほめてあげてください
4)犬が嫌いなことをするときは、犬の名前を呼ばないで!犬に嫌いなことをしてあげたいときは何も言わずに近づいてください。名前を呼ばれて嫌なことが始まると 名前を呼んでもこないようになってしまいますから
5)呼び戻しなどの 指示の言葉は統一して使ってください
6)100%確実に戻ってくる状況で 「おいで」といいましょう。 人ごみや、犬が通り過ぎるようなハードルの高い状況の時に練習しても成功する確率は低くなります。誰もいないとき、犬がこちらに集中できるような状況から始めましょう
7)指示の言葉は 何度も繰り返さないこと おすわりをしなからといって「おすわり、おすわり、おすわり、お・す・わ・り!!!!!」なんて何度も繰り返していませんか? これ最悪です。何度も言われてできてしまうと 何度も言わないとその行動をとらなくなります。

成功体験を増やし、ほめる状況をたくさん作る事により、犬はあなたといるとより一層楽しいことがはじまると わくわく 目を輝かせるようになってくるはずです!