犬の立場になって考えてみませんか? 噛む、吠える、乱暴にふるまう、動くものを追う、届く範囲の物を片っ端から口にする、挨拶をするときに飛びあがったり、前足で引っかいたりする、小さい争いをやめようとして相手を威嚇する、見知らぬ犬に近づこうとする、品物を取り込んで放さない、リードをひっぱる、カーペットに排泄する・・・・・ これは全部犬にとって見ると自然の行動なのです!
犬にとってみると人間が勝手に認識して使っているものは、意味を持っていないことがわかります。
人間の認識 犬の認識
家具 噛むおもちゃ
靴 噛むおもちゃ
自動車 素早くとおりすぎるもの
自動車の内装 噛むおもちゃ
カーペット トイレ
ドッグフード 食べ物
来客用の食事 食べ物
ティッシュ 食べ物
ギター 噛むおもちゃ
本 噛むおもちゃ
猫 素早く通り過ぎるもの
道に落ちたビニール袋 食べ物
石 食べ物 by カルチャークラッシュ
もし、愛犬が上記のものを犬の認識した行動として 現在でも行っていて困るとしたら、それは犬世界の常識を行動しているだけのことです。
しかし、それでは人間との共存で私達を悩ませる事になってしまうため、しつけ という方法を使って人間の認識(名称を覚えるわけではなく)として、
噛むものではない とか
拾い食いするものではない とか
排泄する場所ではない とか
教えてあげて認識を変えてあげる練習が必要となるわけです。
そうすることにより、今まで噛むおもちゃとして食べていたものも 食べてはいけないと認識することにより、あるいは、食べたいけど食べてはいけないと言われた と認識して我慢できるいようになると その行動が改善されて、犬の認識が変化した結果が行動として現れるわけなのです。
しつけ しつけ というと なんだか難しそう ですが、 根底を考えると本能に忠実な犬にとっては、人間社会は実に住みづらい場所なのです。だから、ルールを覚えてもらい、住みやすい環境を作ってあげたいですね。 それは、ご飯や衣類とは別に必要なもので見過ごされがちですが、重要だと考えます。
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