犬のしつけに関して、飼い主が犬についてあまり深刻に、悩んだり、考えたりしないことです。
犬と接するときは、頭の中を空っぽにして向き合う事も大変重要です。
なぜなら、犬は言葉が話せない分、人の考えていることや感じていることを瞬時に見抜く機能をもっています。だから、犬のリードを引いているときにその犬について悩んでいたら、犬はその事を感じ取ります。
もっとも大切な事は悩まないことです。
悩まなければ、犬自身も心配しませんし、おかしくなったりしません。それができれば、後は、服従訓練の練習をがんばるのみです。
明るい前向きな気持ちで、さっぱりとした頭の中を持ちましょう。
簡単に言っていますが、意外に難しいことです。犬のリードを持つ前に、自分の頭の考えを明るく楽しい雰囲気にコントロールしてください。
1)玄関を開けて 犬におすわりをさせて
2)犬が落ち着いておすわりができたら、人が最初に外にでる
3)次に犬
4)玄関の外にでたら、犬におすわりをさせて
5)玄関を閉め、鍵をかけます → この間もおすわりのままです
6)落ち着いてこの動作ができたら、初めて散歩を開始します。
外をあるくときは、犬は左側につけるように練習しましょう
リードは、ぴんと張ったままもってはいけません。リードをゆるくしても人の横についてくれる
練習が必要です。
リードのぴんとしたはりは、人の緊張を意味します。
犬は、瞬時に人(飼い主が緊張していることをさとり)意味もなく、すれ違う犬や人に対して吠えたりする場合が多々あります。
リードは、アルファベットの「J」 のようにたるませて歩ける練習をしましょう
犬とすれ違うときは
「アー犬がくる、また、吠えるかな?」とかそうしうネガティブ想定を頭の中によぎらせないこと、問題なく通り過ぎるポジティブな想定を頭の中に描きながら犬とすれ違って下さい。できなさそうであれば、深い深呼吸を何度もしながら、犬とすれ違ってみましょう。
そうすることにより、人の落ち着きが犬に伝わり犬は落ち着いて通り過ぎてくれるようになります。