トリミングの噛み防止のためにバスケットマズル を試す
多くのトリマーさんが、犬に噛まれています。
その事実を、飼い主さんに伝えないままに頑張っているお店も
たくさんあるんでしょうね。
トリミングは、決して犬の大好きな行為ではありませんが、好き
ではないけれど、噛む結果までは 派生しないように、嫌いでは
ないように練習してあげることは大切です。
もちろん、トリミング素人の飼い主と 何千頭もカットしてきた
トリマーさんでは、ホールドする方法の違いや、器具や、環境
(お店という慣れた場所(家)ではないところ)等々、いろんな
要因が重なって噛み犬もおとなしくなる場合も多々あります。
が、今回は、噛み犬を自宅でトリミングするために、
飼い主が噛まれないように
「バスケットマズルを口にはめることを好きになる練習」
を始めました。
もちろん、2頭目スカイです。
すっかり、毛も伸びてしまい、シャンプーはどうにか頑張れますが
カットではこちらの集中度もカットにいってしまい、普段同様の
犬のカーミングシグナルを見逃して、ガブっとやられてしまっては
困るので・・・・・
バスケットマズルは 以下のようなものが良いです。
ここでポイントです。届いたからといっていきなり犬の口にはめてしまったら
犬は恐怖を感じて、バスケットマズルを見せた瞬間にがぶっと
噛んできますから、要注意!!!
1)まずは、バスケットマズルを 手に取り犬に見せる
→ 動じなかったらクリッカーを鳴らして おやつをあげる
何回かやって、マズルをみたらおやつをもらえる を犬の脳に刷り込みます
2)マズルの先端の中におやつをいれて、犬の鼻に近づけます
オヤツは、大きめ(出し惜しみせずに、最初が肝心なんです)を入れてくださいね。
→ 動じず、マズルに自らが鼻を近づけておやつをたべるために
マズルに鼻を入れることができたら、
→ そのままマズルを動かさず、おやつをたべてもらいましょう
→ これを何度も繰返します。
→ 時間や場所も変えて何度もやってください。
何度もやって、マズルのなかのおやつを食べられる を犬の脳に刷り込みます。
毎日、1週間くらいやってあげましょう
3)実際にバスケットマズルを装着して、紐をひきしめます。
その後、バスケットにおやつをいれてみましょう。
それを食べれたら、外してあげましょう。
4)実際の装着時間を長くしましょう
5分、10分、15分、1時間・・・・・・
本番は、ばっちりになりますね。
フードジプシー、噛みつきの防止、人なれ、犬なれ 分からないことがあればご相談下さい。