嵐くんは、落ちているモノを食べません。
落ちていても こちらに顔を向けて・・・ 「僕、拾わないよ!」といわんばかりのドヤ顔をしてきます。
これは、ほめるタイミング! ここぞ!と おやつをあげてほめまくります。
そうすることにより、落ちているモノの価値よりも、飼い主である私にオヤツをもらってほめられる価値の
ほうが勝っていることで、この状況は保たれています。
一方 ・・・・ スカイくん
片っ端から、見ていないすきに拾い食い し放題
それどころか、拾い食いした姿で ガン見と 威嚇 ・・・・・ まぁ、、こちらが噛まれそうなくらいのヤバイ
状態でした。
今は、私がきちんと監視していれば、食べたそうな様子はありますが、我慢ができるようになっています。
ただし、私が見ていない隙をみて、ティッシュを食べたり、シーツをぐちゃぐちゃにしたり と
悪さし放題になります。
拾い食い はなぜ? どの犬の大好きなのでしょうか?
そこには、飼い主さんの自然な、犬がついつい拾いたくなる行動が見えてきます。
例えば、
道路で、落ちていたお菓子の袋を犬がくわえてしまったとします。
そうしたとき あなたならどのように対処しますか?
1)慌ててかんでいるお菓子袋をひっぱり、「ダメだよ、ダメだよ・・・」と何度か叫んでひっぱり続ける
2)おすわり といっておすわりをしたら おやつをあげる
3)噛んでしまっているお菓子袋には、反応せず、何も口にくわえていないつもりで
犬の名前をよんで、おやつを投げる
4)「放せ」を練習しておいて、できるのであれば、「加えたものを放せ」といって、放したら おやつをあげてほめる
あなたなら、どれを選びますか?
正解は、4) と 放せができないのであれば 2)です。
4)は、放したことにより、ほめておやつ、
そして2)は
おすわり と(オスワリができることが前提) といって 今とっている行動とは別の行動を指示します。
犬は、オスワリといわれたら、オスワリをすることになっているので加えたままでも オスワリをします。
そしたら、そのオスワリができたことにたいして。オヤツをあげます。
食べるためには、口にくわえているものを放さないと食べられないので、自然に加え物を放します。
そうすると、加えたものを放したら → おやつがもらえた という学習をします。
もちろん、拾い食いの前で 阻止 することが ベスト です。
拾い食いも練習次第で やらないようになります。
また、一度拾ったり、食べたりしたものを 大事に隠してしまわないことです。
もちろん、目の届かない状態で、犬の手に届くようなところにおいては いけません。が。。。。。。
目が届く限りは、わざと落として 拾い食いしそうなときに、 食べそうになったら、
「ダメだよ」でも何でもいいのですが、実際、拾い食いそうになったときに、
犬の問題行動、フードジプシー、困っていたり、普段人に聞けないことでも なんでもご相談下さい。