ちょっとしたすきに、テーブルの食べ物を食べてしまう!


ちょっとしたすきに、テーブルの食べ物を食べてしまう!

犬にとっても最高の時期! めったににおった事のない食べ物のにおいがたくさんする時期です。 病院に駆け込むことのないように要注意!!です。

アメリカでは、ホームパーティなど家族の集まる機会が多発するこの時期、獣医さんは大忙しだそうです。なぜなら、犬が誤飲、誤食で何かを食べてしまったがために、緊急で駆け込んでくる患者さんが大勢いるからだそうです。食べたものが問題ないものであれば、あとで ウ☆チとなってでてくるので心配もないのですが、食べてはいけないものだとしたら、心配になりますよね。

テーブルの上においてあっても日頃から「食べてはいけないこと」を反復練習することにより、犬は辛抱強く待てるようにはなっていきます。

テーブルに届かないから大丈夫!と 安心するのはあまいです。小型犬でも椅子を利用してたくみにテーブルにあがることもできますから・・・・・。
目の届くときは、何もしないですが犬はちゃっかり、スキを観察しているので飼い主のいないときを見計らって 悪事(盗み食い、拾い食い)を働くのです!!!

練習方法は、犬の食べ物への執着の度合いにより、前段階で練習をするのか?本番環境で練習をはじめるのか 判断してみてください。

執着がすごい犬の場合は、前段階(予行練習の環境を用意して反復練習する)
例えば、
①:日頃与えているおやつを ポイ と床に投げて それを阻止する練習です。
もっとも簡単な方法は、
②:おやつと犬の間に仁王立ちになり、食べる事を阻止することです。
おやつにいけないようにトウセンボしてみてください。そして、
③:おすわり といっておすわりをしてもらい
④:できたら、床のおやつを拾って与えます。
※2,3回やってあげると 食べなくなります。 できるようになったら、タイミングやおやつや場所を変えて何度も練習してあげてください。

上記ができるようになったら、本番の食事中に同じことを練習します。
この場合は、
①:最初はおやつを落として、上記と同じ練習をします。
このころには、仁王立ちにならなくても おすわり の指示で座れるようになっているように前段階練習を繰り返しましょう(食事の度に 仁王立ちだと大変だから)
②:レベルをあげるには、食事のにおいと同じものも落として練習です。
③:食べそうになったら おすわり の指示で座らせて
④:できたら、おやつ か 食べさせてもいいものであれば、人間の食べ物をあげましょう。

失敗することはありますが、2回失敗したら、当日の練習はやめることが大切です。理由は、失敗は 犬にとっては「食べる事ができた!という成功例となります」
成功体験を覚えさせてはいけないからです。

「食べ物を食べずに我慢がしたら、飼い主さんが御褒美をくれてうれしい~」 という「待った結果ご褒美がもらえるという成功体験」を反復させることが最も大切なのです。