飼い主さんの心境の変化は愛犬に確実に伝わるといわれています。

拒食症になった犬が環境を変えても、食事を変えても、愛犬に対して何を施してもなかなか直る兆候がなかったそうです。いろいろ犬について精密検査をしたものの、すべての値は正常値でどこも数値的に悪いところはないという結果がでてしまい、飼い主さんは途方にくれたそうです。

そんな飼い主さんに目を向けてみた獣医さんが驚いた事に気付きました。
それは、その飼い主さんがやせ細り、つらそうな状態でした。　結果、飼い主さん自身に精密検査を勧めたところ、その飼い主さん自身が極度の拒食症で問題でした。

愛犬は時として飼い主さんのかがみにもなるということです。
飼い主さんの症状が改善することにより、この愛犬も元の元気さをとりもどしたそうです。

このように、離婚や、死別、事故や病気など、さまざまな理由で私達にはそれぞれに、いろんな悩みがありますが、愛犬は常に飼い主さんと共に生きています。
あなたが元気でなければ、愛犬も病気になってしまうことがあることを忘れずに、日々笑って楽しく過ごしましょう。

飼い主さんが毅然とした気持ちで前向きに生活することが、愛犬が落ち着いて共存できる環境の第一歩です。

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