犬は元々仕事をしていたことをご存知ですか?


犬は元々仕事をしていたことをご存知ですか?
警察犬:シェパード、ボクザー、ラブラドール等
軍用犬:イングリッシュ・コッカー・スパニエル等
牧羊犬:ボーダーコリー、ラフコリー等
遭難救助犬:セントバーナード
海難救助犬:ニューファンドランド
山岳地帯救助犬:ジーマンシェパード、ボーダーコリー等
ガンドッグ:ポインター
セッター:イングリッシュ・セッター
レトリバー:ゴールデンレトリバー、ラブラドール等
害虫駆除犬:テリア犬種
猟犬:(サイトハウンド):ボルゾイ、サルーキー等
セントハウンド:ビーグル、ダックスフンド

上記のように、犬種によりその特徴は仕事のために
繁殖を繰り返し、それぞれの職業に適した機能を持ち合わせた
犬として育てられて、仕事を任されてきました。

例えば、ダックスフンドがよく吠えるのは
もともと、穴倉の動物を穴から追い出して 狩猟している
飼い主に吠えて居場所を教えていたことの名残です。

テリア犬種が、相手に威嚇しやすいのは
害虫駆除でねずみやもぐら等の害虫を自分達でかみ殺すことを
仕事としていた名残です。

このようにペットになった現在でも犬はそれぞれの犬種の特徴を
機能として遺伝的にひきついでいます。
もちろん今ではその仕事をすることはありませんが、その仕事の
ような遊びをさせてあげることによって、落ち着きや、バランス
をもって生活し、人間がこまったな という行動を抑制すること
ができます。

レトリバー犬種が家のスリッパや、洋服などを 持ち歩いて飼い主
困らせることがある場合は、それを遊びにして もってこい を
繰り返してあげることにより、飼い主との絆を深めることができ
ます。

いろんな犬種がやっていた仕事を自分の愛犬のルーツをさぐり
それを、遊びにかえてあげると犬はとても満足して、いたずらや
困った行動は確実にへります。