保護犬を迎え入れるのは、すばらしいこと! でも、過去の成長過程での過ごし方などで問題を抱えている場合もあるので 迎え入れる場合は覚悟も必要です。


保護犬を迎え入れるのは、すばらしいこと! でも、過去の成長過程での過ごし方などで問題を抱えている場合もあるので 迎え入れる場合は覚悟も必要です。

私のように犬の扱い方を理解していたとしても、問題児との共同生活をスタートさせ、それを維持させる事は容易なことばかりではないということです。
一度、問題行動が消えたと思っても、トレーニングを怠ったり、日常の制限を与えなくすれば、犬はすぐに元の問題行動を引き起こす小さな種を見つけ出してきます。

ダメなものはダメ という一貫性が最重要です。

とは、いうものの、犬には元々忠誠心という犬本来の能力も兼ね備えており、その能力を信頼関係を築き上げた後に、発揮してもらえば、最良のパートナーになることも間違いなしです。ボランティア精神で、保護犬を引き取ったものの、思った以上に手をやいてしまい、手放す羽目にならないように、

保護犬を見極めるときは、以下のような犬はできるだけ除いて考える目を持ちましょう
・あまりに人懐っこく飛び伝来るような テンションの高い犬
・吠えている犬
・ぐるぐる回ってばかりいる
・近寄ると直ぐに逃げてしまう

保護犬を引き受けるという行為は 賞賛に値しますが、その後の家族の負担が思った以上にかかってくる場合、家族間もうまくいかなくなる場合もでてきます。
家族が寄り添って、全員で犬のお世話ができるのが理想です。
そうなると、最初からあまりに愛想の良すぎる犬や、テンションの高い犬は、その後にトレーニングが必須になってくる場合が多々あります。 それ以外は不要というわけではないのですが、より一層のケアが必要な要素を多く含んでいる犬であることがいえます。

高いお金を払ってペットショップで買うよりは、大変うれしいことなのですが、負担が増えず、みんなが幸福に暮らせるような 犬と家族との関係性を第一に考えて迎え入れてくださいね。
ミスマッチは悲惨な状況を生んでしまいかねないので、お願いします。