おばあさんや、おじいさんのお連れになっている犬は
なぜだか、「ゆっくり歩いていませんか?」
それは、「毎日ゆっくり歩くこと」が、日常なのでどんなに一生懸命
前にかけていきたがっていたような性格の犬でさえ、毎日毎朝
ゆっくりと歩きながら 散歩をしていれば、犬もそのうちゆっくり歩く
ようになるんです。
これは、正の強化 という専門用語に付随する内容です。
毎日毎日、前に前に行きたがって頑張っていた犬がいるとします。
毎日毎日、飼い主さんは、おばあちゃんで ゆっくり歩いて
います。 そうすると、犬は、前に行きたくても、立ち止まるしか
ありません。
それが、ぐいぐい引っ張っても無駄である ということ
そして、ひっぱるのをやめると 前に進む ということ を
学習していくのです。
だ・か・ら、、、、、
おばあちゃんが、散歩のたびにゆっくりゆっくり歩けば
犬もゆっくりゆっくり歩くおばあちゃんの速度にあわせるように
みえるのです。
結果・・・・ゆっくり歩ける犬 になっていきます。
これが・・・・・
若い方が、元気な犬(我が家みたいですが・・・・)を飼っていると
犬が、前にあるく ⇒⇒⇒ 飼い主があわせて小走りになる
⇒⇒⇒ 結果、毎日毎日の散歩でこの速度が増し、強化され
あっち行ったりこっち行ったりの犬に より一層なってしまうのです。
だから、引っ張られている飼い主さん、
まず….
犬が、リードをピンッと引っ張って前方へ進もうとしたら、
立ち止まって下さい。
リードが緩まない限り、立ち止まれば、犬はだんだん、リードを
緩めてあるいてくれるようになります。
おばあちゃんのゆっくり散歩の原理と一緒。
毎日毎日、ゆっくりゆっくりです