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1/27:55年生まれ以降は負担超過

1/27:朝日新聞 7ページより抜粋

消費税があがるのは消費者としては日常に影響がでるので反対したいところですが、これからの若い世代のことを考えると、今、消費税をあげて日本の国の借金を少しでも返済しないと、ギリシャどころではなくなってしまう・・・

今のままでは 若い世代ほど支払い額  > 受益

「年金・医療・介護の試算」
1955年以降生まれた人は、一生を通じて受け取る社会保障サービスの「受益」よりも、保険料などの「負担」の方が多くなることが、内閣府の推計でわかった。2010年生まれの人では、生涯収入の13%も「損」をすることになるという。
試算は、年金・医療・介護の3分野について、受給額から支払額を差し引いた金額が、平均生涯収入のどのくらいの割合になるかを世代別にはじいたもの。
50年生まれは厚生年金の受給額が多く、社会保障サービスを上回って、生涯収入の1%分は「得」をする計算だ。
一方、55年生まれ以降は「損」をする。85年生まれ以降の人は10%を超え、2015年生まれは13.2%までふくらむ。損のおよそ3分の2は、年金のマイナスが占める。
年金・医療・介護はいずれも若い世代が保険料などを負担し、高齢者のサービスを支えている。高齢化が進めば、負担をする若い世代が減り、サービスを受ける高齢者が増え、損得額の差が広がることになる。
試算をした内閣府はの経済社会総合研究所は「世代間の不均衡は、無視できない大きさになっている」と分析する。ただ、これは現在の社会保障制度をもとにした推計だ。野田政権が進めようとしている消費増税と社会保障の一体改革など、今後の制度設計の変更は織り込まれていない。」