甲斐犬 の 雌の2頭に散歩の途中で会いました。
いでたちは、オオカミみたいな野性的な風貌で、私が手を出すと噛み付いて
きそうな、緊張感がありました。
しかし、飼い主さんにお尋ねしたところ、
きちんとしつけをしているので、どんな犬が来ても問題は無いようにしつけてあります。
といって、私の愛犬もごあいさつさせて頂きました。
すこし、からかわれていましたが、とにかく 凛としたその立ち姿は
日本犬 という貫禄がありました。
忠誠心が強いという犬図鑑の言葉どおりのことを、飼い主さんが話してくれました。
私が見たことのある甲斐犬は、この2頭だけです。
飼い主さんのお話によると、
現在すでに9歳になったそうですが、若いときには、公園のねずみを見つけて
さっと追っていったときに、リードの綱をもっていかれ、
足の打撲がすごかったそうです。飼い主さんも気をつけてはいたものの、さすがにその力は、すごかったと言っていました。リードも手綱という言い方のほうが正しいくらい 直径2cmくらいあるリードです。
だから、しつけは大事だし、普通の犬と違って気質が、猟犬だから、しっかりとしたしつけが本当に 大事なんだと 教えていただきました。
以前、その飼い主さんが、別の甲斐犬の飼い主さんと遭遇されたことがあったそうです。その飼い主さんは、甲斐犬のしつけができていないことを相談されたそうですが、
かわいそうで、びしっとしたしつけはできていない・・・・ といわれたそうです。
お話を聞いていて、私の愛犬は5kg弱ですから、リードがちぎれない限り、ひっぱって
力づくで止めることはできますが、
大型犬しかも、頑固な気質をもつ猟犬なので、しつけは、飼い主も命がけなのだなと
思いました。
犬を飼うときは、飼い主の事情を考慮して その生活にあった気質の犬を選ぶことも
必要なんだなと改めて感じたしだいです。
犬には、もって生まれた系統の気質 というのこ固体別に異なることも
犬図鑑で学びました。