咬む犬にいたる犬の思いとはどんなものでしょうか?
咬んだことについて、「申し訳なかったなぁ」と思っているのでしょうか?
そんな顔をしていたというように思えるのは、人間が愛犬を愛しているからであり、犬は咬んだことについて申し訳なかったとは決して思ったりしません。
だから、咬んだことについて強く叱る か?というと、それもまた、犬に理解できるように教えてあげることが最も重要です。
よく人間の子どもに、いけないことをやったとき、「ダメ」といいながら、くどくどくどくど叱ってしまうのは、母心なのですが、当の本人に、叱り終えた(30分とか)後に、「今、何がいけなくて怒っているのかわかってる?」と質問してみたことがあります。
そうすると、なんと言う答えが返ってきたと思いますか?
それは、「今何がいけなくて怒っているのかわかる?」って聞かれてる・・・・・ とかいわれるわけです。
だから、くどくど怒ったところで、理解なんかしていないという事実です。
犬は、うれしい事も、楽しい事も、そして 嫌なこともずっと続くと考えます。
だから、咬んだ記憶は、場面として記憶され、同じ事をされると 威嚇し、咬む行為を繰り返してしまうのです。
犬には、トラウマは無いそうです。
どんなに、恐い目にあったことがあっても、今から未来に向けて克服していくことができます。
一長一短にはいかないとは思いますが、徐々に徐々に 回復してあげることは人間の力を介してできるようになります。
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