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犬のフェロモンってどんなもの???


知らないことはたくさんあるよ

犬は言葉が話せませんが、犬同士のコミュニケーションはボディーランゲージでおこなわれています。最近では、犬の親や兄弟から犬を引き離す時期が早いため、この習得をしないままに成犬になるケースも多いようです。ドッグランで犬と交われないなどのケースは、このような社会化不足が原因の場合もあります。

しかしならが、フェロモンなどの本能として持ち合わせた犬の機能は、もってうまれたものなので練習したり、実習する以前に代々犬として受継がれているものなのです。

犬のフェロモンってどんなもの???

犬は相手の犬の肛門腺周辺のにおいからさまざまな情報を得て、各個体を識別していく。

だから、お客様のまたぐらを持ち上げてしまう反社会的とも思われる行動をとるのである。さらに、レトリバー犬が洗濯済みのものでなく、必ず汚れた靴下や下着をくわえていくのも同じ理由である。モンタニュ教授が観察したように、新参者(犬でも人間でも)の肛門腺周辺のにおいをかぎ終わると、犬はからだの他の部分、たとえば唇から排出されるフェロモンのにおいを嗅ぎ始める。

 

犬の肛門腺は彼らの最大のにおいの発生器である。それは球状の貯蔵器のようなもので、肛門の両側に位置している。その部位も、また機能の一部もスカンクの香腺と似ているのだが、犬のほうはそこからあきらかに何種類かの異なったフェロモンを排出する。「アメリカの獣医師学会誌」にC・A・ドノバンが発表した論文によると、獣医科病院において診察室内でパニックをおこした犬の肛門腺排出物を他の犬たちが避けて通ったそうである。

 

しかし、発情中の肛門腺排出物は雄犬に性的興奮を与えたのである。肛門腺の分泌物そのものは性的誘引物質では決して無い。しかし、排出される物質そのものの特徴は性周期によって変化していく。犬の肛門腺の分泌物についてはまだ十分には研究がなされていないが、赤狐にある同様の器官には最低12の揮発性物質が含まれている

 

 

犬は微量の化学的変化もかぎ分ける事ができるので、肛門腺の分泌物がその犬の地位、自信、および性的状態を反映するものであることはおそらく事実だろう。

 

ドッグズマインドからの引用です。

犬のしつけで分からないことがあればこちらからご質問下さい。

 


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