良い手をたくさん犬に認識させることが重要
愛犬を捕まえるとき、好きなときに名前を呼んでいつでも捕まえられますか?犬が機嫌のいいときにだけ側によってきて、嫌なときには呼んでもそっぽを向いたりしていませんか?私は自分でトリミングもしますが、おいしいご褒美をあげることもします。愛犬にとってみると私の手は、「トリミングの時には嫌な手」であり、トレーニングの時には「良い手」になります。
あなたの手は犬に魔法をかけられます
「良い手」の認識のほうが、犬にとって大きい場合は、犬に近寄って手をだしたとしても、恐がる事もなくじっとしていますが、「もしかしたら捕まえられるのでは?」と「悪い手」の認識が高まると犬は警戒心を発揮し、いつでも動いて人間からにげられる準備をします。
名前を呼んだら、いつでも犬が近くにきてくれる ということはとても大切なことです。
また、あなたの手は犬に魔法をかけることができます。犬が良い事をしたら、たくさんほめてあげて、あなたの手からおやつをたくさん(大きいおやつを1回ということではなく、小さいおやつを何回もあげる(反復する))あげることにより、犬はあなたの手が「良い手」であることを確実に認識し、手を差し伸べた場所に必ず来てくれるようになります。
あなたのては、何もおやつをもっていなくても、魔法にかけられた手になります。
犬は、あなたの手が大好きになったら、どんなときでも触らせてくれ、どんなときでも手が近寄っても大丈夫になるのです。
もし、今、愛犬があなたの差し伸べる手から、逃げるようであれば、今のあなたの手は 愛犬にとっては「悪い手」で警戒心を必要とする状況にあるということです。
ぜひ、手からおやつをあげて、あげながら犬のからだを触ってあげられるようになってください。
オビデエンスは、おすわり、ふせ、まて、ついて は、お散歩の途中や、テレビをみている合間に等々、わすれそうになったころにやってあげる感覚は、1歳過ぎまでやってあげましょう。
トレーニングをしすぎておかしくなった という犬はいません。