終始一貫した態度をとること
時と場合によっては、「今日はよし!」は実は無しです。
たとえば、「来客時に吠えるので、今日だけはテーブルのおやつをあげておとなしくしてもらった」とか・・・
この小さな1歩が、犬にとってもみると生涯の1歩となります。だから・・・・「ダメと決めたことは犬生を通してダメなのです。
意外にできない終始一貫した態度
犬を迎え入れたら、終始一貫した態度をとる必要があります。
犬が人を噛んだら、それが甘噛みであろうと「ダメ:やってはいけないこと」と教える必要がありますし、いい事をしたらとにかくほめてあげることです。
犬は大変賢い動物ですが、人のように器用に頭が良いわけではありません。
・ある物と関連付けて覚える
・ある動作と関連付けて覚える
上記の2通りの学習方法でしか、人の言葉を理解できないのです。・・・・知能は人間の子供の3歳児くらいといわれています。ですから、「この場合はよし」で、同じ事でも「この場合はダメ」というような状況判断はできません。
だから、犬を迎え入れたらルールを決め、我が家でダメなことは、犬の生涯にわたり状況や場所が変わってもダメだという一貫した態度を貫いてください。
犬は大変かわいい動物なので、ついつい可愛がってしまい一貫性を欠いた態度をとってしまいがちです。そこをぐっと我慢していると犬はこちらの指示に従って行動してくれるようになります。
オビデエンスは、おすわり、ふせ、まて、ついて は、お散歩の途中や、テレビをみている合間に等々、わすれそうになったころにやってあげる感覚は、1歳過ぎまでやってあげましょう。
トレーニングをしすぎておかしくなった という犬はいません。
トレーニングがおもちゃを使ったりして、犬との楽しい時間となるような工夫をしてずっと続けてあげてもらいたいです。
トレーニングは、簡単なもの、楽しいもの、退屈なもの・・・ いろいろあります。