昨日は、ちょっと目を離したすきにお洗濯物の中から、靴下をくわえていました。
先週練習したときには、上手に 放せ の指示に従ってくれましたが、今日はどうも何かがことなっていました。
おそらく、狭い場所だったこと、突然、私がダメ といったことで、自分の中の臨界点に達したのです。
「来るな」 と思ったときは、既に口があいて噛み付こうとしていました。
あわてて、噛まれないようにリードでスカイをくぃっとひっぱりました。
しかし、どんなときに臨界点に達するかは今のところ予測不可能です。常に最新の注意が必要!
自分の思い通りにすごしてきた感じがしています。
だから、嫌なこともたくさん経験する必要があるようです。
最近は毎日、リラックスポジションといって犬を仰向けに寝かせ、いろんなところをマッサージ感覚で触ってあげる というのをやっています。特に顔の周りやトリミングの時に触る場所など、突然さわられて嫌にならないように普段からやってあげます
顔、口、あし、つめ いろいろです。
・リードをする
・ご飯の前に待てをする
・ご飯の器を食事中にとりあげられても威嚇しない
・おもちゃを取り上げられても威嚇しない、どんなタイミングでも放せができること
臨界点といって、なでる行為だけ では、問題ないことが、
・嫌いな犬が側にいた とか
・突然大きなトラックが横切った瞬間だったとか・・・・
・人がたくさんいて、既にパニックの状態の中で、いつものようになでられてしまった とか・・・・
いろんなことがいっきに重なったときに、その犬の許容範囲を超えてしまう場合があります。これは、どんな犬にも起こりえることです。
しかし、日頃からの練習でその許容範囲を広くしておくことはできるようになります。
日頃の練習とは、
・いろんな人になでてもらう
・体のどの部分をさわっても大丈夫なように日頃からさわっておく
・突然、触る練習もしておく
・子供がさわっても大丈夫(顔をくしゃくしゃにするさわりかたとか・・・)
上記のような起こりえることを想定して練習しておくことがもっとも大切です。
これは、対人間に大切なだけでなく、犬自身のストレスに対しても大変有効な手段です。
まずは、動画の犬のマッサージなど、犬がゆったりした気分で 手のひらを気持ちいいもの=好きなもの と思ってくれるように練習してみましょう